東京ツインパークス

新ランドマーク「汐留」。銀座に隣接する大規模面開発として、注目を集めた。この「汐留」にふさわしい住まいが、豊かな緑と景観広大な浜離宮に隣接。豊かな森としっかりとした基礎・構造を持ち造られた「東京ツインパークス」は、100年を超えても「汐留」の住環境として存在しえる住まいである。


旧JR汐留貨物駅跡地に立地し、約31haの国内最大級の再開発プロジェクトの一環として開発された。建物の東側には、東京都立浜離宮恩賜庭園が広がっている。http://modernpress.fpage.biz/2011/04/21/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9/


巨大な鉄の扉。「東京ツインパークス」の門構えは、力強く、人口的な装飾が印象に残る。
足を踏み入れれば、都心には贅沢な吹き抜け空間に高級ホテル以上の内装と家具調度品がもてなす。
このエントランスにある「安定感」と「心地よさ」。都心に住むに必要を瞬時に体感できる。
重厚な玄関周りはグレーと黒の外観色。このエリアの中では保守的でありつつも、独特の存在感を放つ。「200年経っても古びないデザインを」とプレスリリースで語っていた。
東京都立浜離宮恩賜庭園の真正面というロケーション。
「東京ツインパークス」東京湾側から眺めると、“東京の玄関口”というポジションに、このタワーマンションはそびえ立つ。東京ツインパークス
銀座から歩ける立地はあくまでも付加メリット。このマンションの価値はやはり江戸時代の大名庭園の真正面にあることだ。
事業主は三菱地所、三井不動産など数社によるJV。施工に大成建設、設計は三菱地所設計。
地上47階建て2002年9月竣工。1階共用部や、ビューバス付ゲストルームなど斬新なグレードが話題を呼んだ。
付近にはJR山手線、東海道新幹線を含む線路が走る。「騒音は住宅用として大きなマイナス要素」というセオリーを性能とグレードをもって覆した。分譲住宅の価値を変えた。
モデルルームにおいても、世界的に著名なインテリアデザイン事務所を起用。専用部の壁をほとんどアクセントウォールで仕上げるなど、それまでの発想を超えるレベルだった。
そんなメニューの数々も1,000戸というスケールが前提にあったことは否定できない。
入居が始まり、まだ10年と経たない。例えば、この大型タワーマンションがどのように維持管理なされるかなど、「東京ツインパークス」は新たな角度からこれからも注目され続けていくだろう。