縄文時代~古墳時代
品川区域に人々が暮らし始めたのは、今から6、7千年前の縄文時代早期にさかのぼります。
奈良時代~平安時代
品川区付近には都と国府を結ぶ古代の東海道が通っていたと推定され、大井には中継点としての駅家があったと考えられています。この時代から交通の要地となっていたことがうかがえます。
鎌倉時代~室町時代
鎌倉幕府の御家人大井氏・品河氏によって開発が進められ、南北朝時代には伊勢をはじめ各地から商船が入港する品川湊がにぎわいました。室町時代に入ると寺院が軒を連ねるまちがつくられ、人と物資が行き交う武蔵国の表玄関としての地位を獲得しました。
江戸時代
江戸時代の品川は、五街道で最も交通量が多い東海道の最初の宿場として栄えていきました。品川宿は、江戸四宿のうち唯一海に面した宿場であり、四季折々に江戸市中から多くの人々が訪れたのです。
明治時代~近代
いち早く鉄道が敷設され、京浜工業地帯の発祥地として発展していきました。第二次世界大戦後、はやばやと復興を遂げ、近年では工場跡地などの再開発により、世界に大きく羽ばたこうとしています。